THE JULIETS それぞれの出会い⑥
こんにちは。カガヤマです。
春はもうすぐそこですね。
前回の続きを。
2024年の8/12にライブが決まっていたTHE JULIETS。
ライブ直前のドラマーの一方的な脱退により、バンドは窮地に陥ります。
しかし、スケジュールだけは何があっても飛ばしたくない自分は、ありとあらゆる手立てを打つ決意をします。
長いブランクのある自分には、親しいミュージシャン仲間は少なく、僅かな音楽関係の方々に片っ端から連絡を取ります。
一方で、メン募と呼ばれるバンドメンバー募集サイトに記事を掲載し、コンタクトを待つ日々。
しかしながら、なかなか思うような出会いに結び付かず、2人でライブをやることも考え始めます。(堀田が嫌だと言うのでその線は初めから無しでした)
そこで自分は思います。
千葉に住む親友、岩井大輔、通称大ちゃんのことを。
自分は、大ちゃん以上のドラマーと一緒にやったことがなく、とても仲良くしてくれていた大ちゃんといつかまた音が出したいと神戸に帰ってからもずっと思っていました。
ダメ元で大ちゃんに連絡を取る決意をします。
久しぶりに話した大ちゃんは、相変わらず優しく、時の流れを感じさせませんでした。
そして、来月の12日に控えた無茶なライブの打診に、なんと快く引き受けてくれることに。
自分は本当に嬉しく、そして堀田に大ちゃんのことを伝え、堀田も喜んでくれ、合流します。
そして、奇跡だと思っていますが、単発のサポートでは無く、メンバーとして加入してくれることに!
そうして、2024年の8月11日に3人が合流し、12日に新体制初ライブ。
その後年末にレコーディングをし、2025年初頭、堀田と加賀山の合流から6年を経てバンド待望の初のEP 『one』をリリースしました。
様々な紆余曲折、遠回り、長い時間をかけ、
ようやくTHE JULIETS、産声をあげました。
この3人が集ったことで、今までのたくさんの停滞や回り道にも意味があったと感じられるようになりました。
そして、メンバーそれぞれが関東と関西、違う県に住むバンドですが、距離を感じさせない一体感も生まれています。
まだ知名度も何も無いバンドですが、THE JULIETSの成長を自分達と皆さんで、一緒に楽しんでいければこの上無い喜びです。
全6回に渡る、それぞれの出会いでしたが、
あとはこれからどのような物語がバンドを待っているのか、楽しみにバンド活動に邁進していきますので、THE JULIETSをよろしくお願いします!
そして、ここら辺で、一旦ブログのバトンをフロントマンの堀田哲也に託そうと思います。
人間、いつだって、どんな状況だろうとチャレンジできます。
見よう、夢を、自由を。
加賀山匡