THE JULIETSそれぞれの出会い①
こんばんは。カガヤマです。
これから、JULIETSがどうやって今の3人になったかを綴っていきます。
まず、僕と堀田哲也。
高校生の頃からベースを始めた僕は、大学に進学し、軽音楽部に入部します。
そこで堀田に出会うことになります。
堀田はハイスタンダードが好きで、メロコアやスカパンク全盛の時代だったこともあり、初対面でそういったバンドの話をしたことを覚えています。
とにかく、ずっとギターを触っている奴でした。
アルフィーの坂崎幸之助さんみたいに。
堀田とは、軽音楽部で一緒にたくさんのコピーバンドをやりました。
それは本当に楽しい時間でした。
そんな風に過ごしていた大学時代でしたが、僕はどうしてもコピーバンドでは無く、オリジナルのバンドを持ちたいと思うようになります。
そこで、軽音楽部の仲間やその繋がりの他大学のメンバーを集めて、バンドを結成し、自分達のオリジナル曲を作ることを試みます。
そして、バンド活動に専念し、音楽の世界で生きていくことを決めて、大学を中退します。
一方、堀田は練習とコピーバンドを通じ、ギタリストとして着実に成長していき、大学卒業後に音楽の専門学校に進むことを決めました。
親友ではありましたが、音楽の世界では、コピーバンドはたくさんやりましたが、オリジナルのバンドを一緒にやるには至りませんでした。
堀田の専門学校進学の年から数年、様々なバンドに加入、脱退を繰り返していた僕は、思っていた以上のバンド活動の難しさを感じて、停滞していました。
一方で、堀田は専門学校を卒業し、ギターの講師の資格を取得し、ギターを生業とし、同時に様々なアーティストのサポートもするようになり、着実にキャリアを積み重ねていきます。
ストイックで堅実な堀田とそうではない僕との差が生まれているような気がしていました。
最後に加入していたバンドを脱退し、仕事も辞め、いわゆる無職状態になった自分は、26歳になっていました。
頑張ってる友人達と比べ、何もできていない自分。
これからどうしようかも分からず、路頭に迷ったような状態になります。
そんな折、音楽仲間が『ライブやるから観に来てよ』って声をかけてくれました。
僕は、無職で暇だったこともあり、お世話になっているライブハウスに久しぶりに行くことになります。
そこで、久しぶりにブッキングマネージャーの方と再会します。
その方は、開口一番、
『最近どうしてるの?今日最後に出るバンドがベース探してるから観ていけよ』
と。
僕は、初めは仲間のバンドを観たら帰ろうと思っていましたが、そう言われるなら見てみようと思い、最後まで残ることにしました。
そして、終演後にメンバーと挨拶し、連絡先を交換することになります。
ここから、26歳の自分の人生と運命に変化が起きることになります。
そのバンドは『LONELY↑D』というバンドでした。
今日はこの辺で。
また書きます。
読んでくれてありがとう。